2014年 UCI BMXスーパークロスワールドカップ第4戦アルゼンチン大会/長迫吉拓は準々決勝転倒で総合31位

2014年シーズンも後半に入り、ワールドカップシリーズ唯一の南米ラウンドが、アルゼンチンのサンティアゴ・デル・エステロにて開催され、日本チームとして計6名が参戦しました。

初日に行われた予選では、男子3名、女子3名が出場しました。 男子は予選通過圏内にあるトップ3位をキープするも、中盤での転倒やミスが響き、吉井康平(東海大学)の64位が最高で予選通過はなりませんでした。

女子は本コース特有のファーストジャンプに苦戦し、予選開始までに克服することができず、瀬古遥加(Groovy Factory Team)が33位、朝比奈綾香が35位で、それぞれ予選通過はなりませんでした。

ワールドカップランキングトップ16入りをしている長迫吉拓(モトクロスインターナショナル)は、予選シードとなりシーディングランとして行われるタイムトライアルに出場し、13位で決勝トーナメントへ進出しました。 最終日に行われた決勝トーナメントでは、3レースの総合で準々決勝への進出が決まる1/8決勝を3位、2位、4位と快調にまとめ、全体でも8番目のタイムで準々決勝へ。 今シーズン2度目となる決勝進出も期待されましたが、準々決勝で転倒しレースを終えました。 決勝進出は逃しましたが、オリンピック国別選考枠獲得に必要なポイントを50点獲得しました。

日本チームは9月8-9日に同会場にて開催される、UCI C1カテゴリー大会へ出場します。最新のUCI国別ランキングは、9月9日に更新されます。

●長迫吉拓(モトクロスインターナショナル)のコメント
「思うような結果を残せなかった世界選手権大会後、コーチと話し合いを設け、新しい気持ちでトレーニングを再開し今大会へ臨みました。 公式練習から感触もよく、決勝進出の自信があったので、準々決勝での転倒は残念でしたが、今月末に行われるワールドカップ最終戦アメリカ大会へ向けて、ポジティブに終わることができたのは収穫でした!」

●チームマネージャー、三瓶将廣のコメント
「タイ遠征からのコンディショニング調整が100%ではなかったですが、男子は練習での調子が良かったため、あと一歩まとめる事ができず悔しさが残りました。 女子に関してはシンプルで通常のBMXレースに近いコースであったことで基礎テクニックが重要視され、癖のあるファーストジャンプをはじめとする各ジャンプを攻略することができませんでした。選手にとっても見直すべき課題が明確になり、次回参戦時は同じミスがないように取り組んでいきます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(総合31位の長迫吉拓 #993)

 

 

 

 

 

 

 

(予選33位、総合41位の瀬古遥加)