長迫吉拓が2連覇を達成!
男子エリートクラスは、16名のライダーがエントリーし、予選は2組に分かれて争われました。それぞれでトップ通過を果たしたのは、全日本王者で今月行われたアジア選手権でもタイトルを獲得、昨年のこの大会も制している長迫吉拓と、オーストラリアからの榊原魁。榊原は16歳まで、世界選手権に日本代表として出場していたライダーで、ジュニア昇格時から出場国をオーストラリアに変更して、世界選手権やワールドカップに参戦しています。
両名の対決に注目が集まった決勝レースは、落ち着いて好スタートを決めた長迫に対して、榊原は後輪をスリップさせて出遅れる結果に。そのまま首位を守り長迫はトップでゴールし、2位に松下巽(早稲田大学大学院/神奈川県)、3位に吉村樹希敢(クレジットレーシング/大阪府)が入りました。榊原はその後、転倒し8位の記録となりました。
優勝 長迫吉拓(MXインターナショナルHARO/岡山県)
2位 松下巽(早稲田大学大学院/神奈川県)
3位 吉村樹希敢(クレジットレーシング/大阪府)
Elite men 結果
男子エリート決勝(#993が優勝の長迫吉拓) 男子エリート表彰(左から・松下・長迫・吉村)
女子エリートとガールズ15歳オーバーの混合で争われたレースは、タイのアマンダ・カーが先行し、畠山紗英(神奈川県)が追う展開となりました。2013年と14年にこの大会を制しているカーがトップでゴールするかと思われましたが、最終コーナーでスリップして転倒し、カーをパスした畠山と丹野夏波(神奈川県)の順でゴール。カーは6位でゴールとなりました。エリートと15歳オーバーの表彰は別で行われるため、女子エリートはカーを抜いてゴールした飯端美樹(SEレーシング/大阪府)が優勝しました。畠山はガールズ15歳オーバーの優勝となります。
女子エリート優勝 飯端美樹(SEレーシング/大阪府)
2位 アマンダ・カー(タイランド)
3位 瀬古遥加(IRC TIRE)ガールズ15歳オーバー
優勝 畠山紗英(神奈川県)
2位 丹野夏波(神奈川県)
3位 滝口かりん(千葉県)
女子エリート優勝の飯端美樹
女子エリート&15歳オーバー決勝
(#3がトップでゴールした畠山紗英)
女子エリート表彰
(左から・アマンダ・飯端・瀬古)
(左から・丹野・畠山・滝口)
■男子ジュニア
5名のエントリーで3度走った合計で争われた男子ジュニアは、山口大地(Yessファクトリー/新潟県)が2本目までを安定したレース運びによりトップでゴール。3本目の最終コーナーで機材トラブルにより2位に後退するも、総合で首位を維持して優勝しました。
優勝 山口大地(Yessファクトリー/新潟県)
2位 深川匠(埼玉県)
3位 石井友也(神奈川県)
男子ジュニア決勝
(#26が優勝の山口大地)
男子ジュニア表彰式
(左から・深川・山口・石井)
■大会概要
大会名:2015伊豆BMX国際
開催日時:2015年11月15日
会場:日本サイクルスポーツセンター/BMXトラック(静岡県伊豆市)
公認:国際自転車競技連合(UCIクラス1)
主催:公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)
主管:一般社団法人全日本BMX連盟(JBMXF)
後援:一般社団法人日本サイクルスポーツセンター
協力:一般社団法人静岡県自転車競技連盟