2019JBMXF大東建託シリーズ第2戦が、埼玉県秩父市の秩父滝沢サイクルパークで開催された。2009年に開場した秩父滝沢サイクルパークは、今年秋の着工で国際規格の8mスタートヒル増設が予定されているなど、日本国内でも屈指のハイレベルなスキルが求められるトラックだ。
男子は島田遼、女子は早川優衣が優勝
開幕戦の覇者、池上泰地が前日の練習で転倒し、欠場となる波乱のなかで行われた男子チャンピオンシップ。初戦のモトから準決勝、決勝まですべてトップでゴールした島田遼が今季初優勝を挙げた。2位には秩父をホームコースとするベテランの高山一成、3位には開幕戦でも2位に入賞した深川匠が入った。
島田遼のコメント「転倒せず、コーナーのインだけを押さえることだけを考えて走った。練習と比べるとパフォーマンスは出ていないが、優勝という結果を出せて素直にうれしい」
女子チャンピオンシップは、開幕戦をUCI BMXスーパークロス・ワールドカップ出場のため欠場していた早川優衣が出場。開幕戦を制した酒井亜樹とのジュニア同士の戦いは、3ヒートの合計で争われ、すべて早川が1着でゴールし優勝した。
早川優衣のコメント「内容的には不本意な部分もあったが、優勝できてうれしい。次戦の全日本選手権も頑張りたい」
男子チャンピオンシップ結果
優勝 島田 遼(広島県/広島県BMX協会/GAN TRIGGER AIC OSHU、表彰中央)
2位 高山 一成(埼玉県 / 秩父BMX協会/モトクロスインターナショナル、表彰左)
3位 深川 匠(埼玉県/秩父BMX協会、表彰右)
女子チャンピオンシップ結果
優勝 早川 優衣(岡山県/岡山県BMX協会、表彰中央)
2位 酒井 亜樹(大阪府/関西BMX競技連盟/DEUX ROUES ELITE TEAM、表彰左)
3位 瀬古 遥加(三重県/中部BMX協会/IRC TIRE、表彰右)
次世代ライダーが集まるレースは、坂と西村が優勝
来年で17歳、つまりジュニアの年齢を迎える選手たちのカテゴリーは、次世代のトップライダーが集まっているといっても過言ではなく、注目のレースだ。男子15-16歳は、坂望加(ばん もか)。女子15歳オーバーでは、西村寧々花がそれぞれ優勝した。
男子15-16結果
優勝 坂 望加(愛知県/中部BMX協会、表彰中央)
2位 中林 凌大(埼玉県/秩父BMX協会、表彰左)
3位 早川 敦哉(岡山県/岡山県BMX協会、表彰右)
女子15オーバー結果
優勝 西村 寧々花(大阪府/関西BMX競技連盟、表彰中央)
2位 野村 凪沙(大阪府/関西BMX競技連盟、表彰左)
3位 岡本 彩桜(茨城県/茨城県BMX協会、表彰右)
写真左:開会式には秩父市のキャラクター「ポテくまくん」が登場し会場を盛り上げた。
写真中央:開会式に登壇し選手にエールを送る大東建託の鈴木康仁氏。
写真右:入賞者には特製の楯が、優勝者には大東建託の公式キャラクター「だいとくん」のぬいぐるみが贈られた。
大会概要
大会名:JBMXF大東建託シリーズ第2戦/東日本1戦 秩父大会
主催:一般社団法人全日本BMX連盟
主管:秩父BMX協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
開催場所:秩父滝沢サイクルパーク(埼玉県秩父市)
開催期日:2019年6月1日(土)~6月2日(日)
後援:秩父市、秩父市体育協会
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト、IRC TIRE/井上ゴム工業株式会社、Team Gantrigger、SYSTEMATIC BMX、CREDIT RACING、有)安曇板金、特定非営利法人ドゥールース
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