増田優一をはじめ大阪勢がホームで活躍!
2022 JBMXF大東建託シリーズ第5戦大阪大会が大阪府堺市の大泉緑地公園サイクルどろんこ広場で開催された。
大阪大会は新型コロナウイルスの影響により2020年と2021年は中止となっており、じつに3年ぶりの開催となる。
次週にはこのコースで全日本選手権が控えており、前哨戦としての意味合いももつレースとなった。
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チャンピオンシップ男子
開幕戦以来の優勝を達成した増田優一(#205)
トップカテゴリーの男子チャンピオンシップには17名のライダーがエントリーして熱戦が展開された。
予選から速さを見せつけたのは地元大阪のライダーだ。
開幕戦で優勝した増田優一(大阪体育大学)が3回走る予選を増田はすべてトップフィニッシュし、幼少期から走り込んできたコースで強さを発揮した。
また同じく大阪のライダーで2016年の全日本王者の吉村樹希敢(GANTRIGGER)も2回のトップフィニッシュで準決勝に進出。
準決勝は増田と吉村の直接対決となり、増田が吉村を抑えてトップでフィニッシュラインを通過した。
好調の増田は決勝で最もイン側の1コースを選択し、第1コーナーまでのトップ争いを制した。
3コースからのスタートとなった吉村はスタートで出遅れてしまう展開となり、増田を追ったのは昨年の年間王者である中林凌大(日本体育大学)や前戦優勝の木内彪凱(モトクロスインターナショナル)、前戦3位の橋本颯馬(日本体育大学)らのメンバー。
後続で2位争いが展開されるなかで一歩抜け出した増田がトップでフィニッシュし、今期2勝目を手にした。
2位争いは最終コーナーで木内が転倒し、中林、橋本の順でフィニッシュした。
チャンピオンシップ男子表彰式
優勝 増田優一(大阪体育大学)
2位 中林凌大(日本体育大学)
3位 橋本颯馬(日本体育大学)
優勝した増田優一のコメント
来週の全日本選手権に向けていい感覚を残せるように、さらに地元開催ということもあり優勝を目指してレースに臨んだ。
トップでスタートを切れてからは、何度も走っているホームコースでもあって、何も考えずに身体が動いてくれてミスをすることなく満足できる内容で優勝することができた。
チャンピオンシップ女子
5人のライダーによって3レースの合計で争われた女子チャンピオンシップ。全日本チャンピオンの酒井亜樹(DEUX ROUES ELITE TEAM)とアジア王者の丹野夏波(早稲田大学)がトップを争う展開となった。
3レースとも大阪が地元の酒井が丹野の追い上げを抑えきり優勝した。酒井は今期出場のJBMXF大東建託シリーズすべてで優勝、今大会が3勝目となる。3位には前戦の秩父大会で初優勝した野村凪沙(Ace Race Australia Factory Team)が入った。
酒井亜樹(#201)が丹野夏波(#W4)を抑えて今期3勝目を達成した
チャンピオンシップ女子表彰式
優勝 酒井亜樹(DEUX ROUES ELITE TEAM)
2位 丹野夏波(早稲田大学)
3位 野村凪沙(Ace Race Australia Factory Team)
優勝した酒井亜樹のコメント
少し失敗した部分もあったが、3レースともトップでフィニッシュすることができた。
後ろから丹野選手が迫ってきているのを感じていたが、大きなミスをせずに抑えることができて良い内容のレースができたと思う。
来週の全日本選手権につながる勝利だった。
男子13-14歳は地元大阪の近藤心が今期4勝
選手層の厚い男子13-14歳クラスは24名の選手がエントリー。
予選から準決勝、さらに決勝まですべて1位でフィニッシュし、頂点に立ったのは地元大阪の近藤心(関西BMX競技連盟)だ。
近藤はこれまでに開催された2022JBMXF大東建託シリーズ5戦中4勝と強さを見せている。
男子13-14歳は近藤心(#19)が後続に大きな差を付けて優勝した
リザルト
【リザルト】
Sqorz: https://our.sqorz.com/org/jbmxf
大会概要
大会名:2022 JBMXF大東建託シリーズ第5戦/西日本3戦 大阪大会
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟 主管:関西BMX競技連盟
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
開催場所:大泉緑地 サイクルどろんこ広場(大阪府堺市)
開催期日:2022年10月22日(土)~10月23日(日)
協力:大阪府自転車競技連盟、大泉緑地管理事務所、社会医療法人清恵会 清恵会病院
後援:大阪府、堺市(順不同)
全日本BMX連盟オフィシャルパートナー
大東建託未来のアスリート支援プロジェクト https://team-daito.com/