中林凌大と西村寧々花が開幕2連勝を達成!
一般社団法人全日本BMX連盟(JBMXF)が主催する公益財団法人日本自転車競技連盟の公認大会、JBMXF大東建託シリーズは千葉県柏市の沼南SPEEDWAYで第2戦が開催された。
この千葉大会は本年度よりJBMXF大東建託シリーズに加わった大会であり、開催コースの沼南SPEEDWAYとしても初めての全国シリーズの開催となる。
首都圏からのアクセスも良い立地条件であり、のべ257名のエントリーを集めた大会となった。
最高峰カテゴリーのチャンピオンシップでは、男子は中林凌大、女子は西村寧々花がそれぞれ開幕からの2連勝を達成した。
ハイライト動画
チャンピオンシップ男子
チャンピオンシップ男子優勝の中林凌大(先頭)
エリート、U23、ジュニアの16名によって争われたチャンピオンシップ男子。
スタートは昨年の年間王者で開幕戦を優勝した中林凌大と、昨年の新潟大会を制した山口大地とのトップ争いの展開でわずかに山口がリード。
第1コーナーにイン側から進入した中林が山口をパスしトップに立つと2番手は庄司佳真に入れ替わり、フィニッシュラインまでに差を詰める緊迫のレースが繰り広げられた。
僅差で逃げ切った中林が開幕戦からの2連勝を達成。2位に庄司、3位には山口が入った。
チャンピオンシップ男子表彰式
優勝 中林凌大(日本体育大学/秩父BMX協会)
2位 庄司佳真(日本体育大学/神奈川県BMX協会)
3位 山口大地(モトクロスインターナショナル/新潟県BMX協会)
優勝した中林凌大のコメント
スタートゲートで失敗し、最初のストレートで出遅れてしまったものの、気持ちで前に出て行った。
開幕からの2連勝を達成してとてもうれしいレースだった。
チャンピオンシップ女子
4名の出走で3レースの合計結果で争われたチャンピオンシップ女子。
3レースとも西村寧々花と野村凪沙の一騎打ちの展開となり、1レース目は野村凪沙、2レース目は西村寧々花がトップでフィニッシュし、同ポイントで並んだため優勝の行方は3レース目にゆだねられた。
3レース目はスタートからの激しいトップ争いに競り勝った西村がトップでフィニッシュし、開幕戦に続く連勝を達成した。
野村は3レース目のトップ争いで転倒するものの総合で2位、3位には浅見渚が入った。
西村寧々花(先頭)が同ポイントで並んだ3レース目を制し連勝を達成した
チャンピオンシップ女子表彰式
優勝 西村寧々花(大阪体育大学/GAN trigger/関西BMX競技連盟)
2位 野村凪沙(Ace Race Australia Factory Team/関西BMX競技連盟)
3位 浅見渚(Motocross International/秩父BMX協会)
優勝した西村寧々花のコメント
1レース目が2位、2レース目が1位と野村凪沙選手と同ポイントで並んでいた。
3レース目は緊張していたが(3レースの合計で争われるフォーマットのため)優勝のためには1位でフィニッシュするしかない状況で臨んだ。
スタートからの競り合いを制して優勝できてとてもうれしい。
次世代トップライダーによるボーイズ15~16歳&ガールズ15歳オーバークラス
チャンピオンシップの入口となる17~18歳のジュニアカテゴリーに達する前の選手により争われるのが男子はボーイズ15~16歳、女子はガールズ15歳オーバークラスだ。
必然的にこのクラスには将来が期待される選手が集まり、毎戦ハイレベルなレースを繰り広げている。
ボーイズ15~16歳クラスは、野村羽玖が予選からすべてのレースをトップでフィニッシュし優勝。
ガールズ15歳オーバーは3レースの合計成績で争われ、西村優々花が全レースをトップフィニッシュして優勝した。
野村は2024年から、西村は2025年からジュニアカテゴリーの年齢となり、活躍が期待される。
ボーイズ15~16歳優勝の野村羽玖(#26)
ガールズ15歳オーバー優勝の西村優々花(#7)【リザルト】(2023/04/23 15:40)
【リザルト】(2023/05/21 14:15)
Our Sqorz
MOTO
大会概要
大会名:2023 JBMXF大東建託シリーズ第2戦 千葉大会
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟 主管:千葉県BMX協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
開催場所:沼南SPEEDWAY(千葉県柏市)
開催期日:2023年5月20日(土)~5月21日(日)
後援:しょうなん夢ファーム
全日本BMX連盟オフィシャルパートナー
大東建託未来のアスリート支援プロジェクト https://team-daito.com/