【ハイライト動画 / 大会レポート / リザルト一部訂正】2024 JBMXF大東建託シリーズ第4戦 岡山大会

レインコンディションのレースで中林凌大が2連勝!
JBMXF大東建託シリーズ第4戦岡山大会が岡山県笠岡市のかさおか太陽の広場BMX自転車競技場で開催された。
最高峰カテゴリーのチャンピオンシップ男子は昨年のチャンピオン中林凌大が前戦のつくば大会に続く連勝を果たした。
女子の最高峰カテゴリーは、チャンピオンシップ女子とガールズ15歳オーバーとの統合で実施され、チャンピオンシップ女子は野村凪沙、ガールズ15歳オーバーは中村真唯が優勝した。
【JBMXF大東建託シリーズ第4戦岡山大会ハイライト】

チャンピオンシップ男子
過去最多の全9戦で開催される2024JBMXF大東建託シリーズ。
今季は夏場の酷暑を考慮して7月と8月を避けたレースカレンダーとなっており、この岡山大会で前半戦を終えることとなる。
チャンピオンシップ男子は6名のエントリーとなり、3レース合計のフォーマットで開催された。
時折強い雨が降るコンディションのなかで強さを発揮したのが、昨年の年間王者であり前戦のつくば大会で今期初優勝を果たした中林凌大だ。
1レース目と2レース目をしっかりと後続を抑える走りでトップフィニッシュ。
3レース目こそスタートで坂本優和に先行を許し、4位でフィニッシュとなったものの、合計ポイントで2連勝を果たした。
2位には坂本優和、3位には橋本颯馬が入った。

今季初優勝を達成した中林凌大(#501)

チャンピオンシップ男子表彰式

優勝 中林凌大(弱虫ペダルサイクリングチーム/秩父BMX協会)
2位 坂本優和(NoLogo Racing Japan/岡山県BMX協会)
3位 橋本颯馬 (REDLINE BICYCLES JAPAN/東京都BMX協会)

優勝した中林凌大のコメント
練習走行を見ていて坂本(優和)君が調子良さそうだったので、1レース目と2レース目でしっかりと前に出て、相手にリズムを作らせない走りを心がけた。
3レース目はスタートでミスが出てしまい、坂本君に寄せられたことで、路面コンディションの悪い場所を走らざるを得なかったが優勝することができた。
僕は雨のレースが得意ではなかったが、昨年のレースで自信をつけることができた。
今季も雨のレースで2勝して、さらなる自信につながったと思う。

チャンピオンシップ女子、ガールズ15歳オーバー統合カテゴリー
チャンピオンシップ女子は、昨年のチャンピオンである野村凪沙のみのエントリーとなったため、ガールズ15歳オーバーと統合され3レース合計のフォーマットで実施された。
野村はチャンピオンシップの強さを見せつける走りで、3レースすべてをトップでフィニッシュ。
2位争いは15歳オーバーの中村真唯と西村優々花の争いとなり、中村が全レースで西村の前でフィニッシュした。
別表彰の規定により、チャンピオンシップ女子は野村凪沙、ガールズ15歳オーバーは中村真唯が優勝した。

野村凪沙が3レースすべてでトップフィニッシュしチャンピオンシップ女子優勝


中村真唯(#11)が西村優々花(#10)との争いを制してガールズ15歳オーバーで優勝

チャンピオンシップ女子/ガールズ15歳オーバー表彰式

チャンピオンシップ女子
優勝 野村凪沙(Ace Rece Australia Factory Team/関西BMX競技連盟)


ガールズ15歳オーバー
優勝 中村真唯(広島県BMX協会)
2位 西村優々花(関西BMX競技連盟)
3位 早川優衣(岡山県BMX協会)

チャンピオンシップ女子優勝、野村凪沙のコメント
今回は雨のレースだったが、晴れのコンディションと同じ走りをすることを目標にしていた。
実際はミスも出ていたが、今大会チャンピオンシップ女子唯一のライダーとしての走りは見せられたと思う。

ガールズ15歳オーバー優勝、中村真唯のコメント
雨でコースコンディションも悪く、勝てるかどうか不安があったが自分の実力をすべて発揮して優勝できた。
最初の2レースを西村選手の前で走って、3レース目でも最終ストレートで差すことができた。
次のレースでも優勝できるように練習を重ねていきたい。

UCI 2024 BMXレーシングワールドチャレンジ優勝の小泉千紗を表彰

開会式では5月に開催されたUCI 2024 BMXレーシングワールドチャレンジでガールズ10歳で優勝、クルーザー12歳アンダーで7位の成績を残した小泉千紗への表彰が行われ、記念の写真入りパネルが贈呈された。
小泉は2023年も同大会のガールズ9歳で優勝しており2連覇を達成した。

パリ五輪トラック代表候補の長迫吉拓選手がゲストで登場

リオデジャネイロオリンピックと東京2020オリンピックの2大会にBMXレーシングで出場し、パリオリンピックにはトラック競技のチームスプリントで3回目の出場を果たす長迫吉拓選手がゲストで登場。
今大会が行われた「かさおか太陽の広場」は、長迫選手が4歳のころからホームとしているコースであり、キャリアの原点となる場所だ。
次世代のライダーに向けて、技術面もフィジカル面も鍛えられるコースへの取り組み方を熱弁した。

笠岡市教育長と大東建託中国建築事業部長が選手にエール
開会式には笠岡市の大重義法教育長とJBMXFオフィシャルパートナーの大東建託から土岸栄治中国建築事業部長が登壇。
選手たちの健闘を期待するメッセージを送った。

左/笠岡市教育長の大重義法氏 右/大東建託株式会社 中国建築事業部長 土岸栄治氏


大会概要
大会名:2024 JBMXF大東建託シリーズ第4戦 岡山大会
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:岡山県BMX協会後援:笠岡市、笠岡市教育委員会、笠岡市スポーツ協会(順不同)
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
開催期日:2024年6月22日(土)~6月23日(日)
開催場所:かさおか太陽の広場 BMX自転車競技場

全日本BMX連盟オフィシャルパートナー

大東建託未来のアスリート支援プロジェクト https://team-daito.com/


【速報】JBMXF大東建託シリーズ第4戦岡山大会チャンピオンシップ男子(3 Moto System)

優勝 中林凌大(弱虫ペダルサイクリングチーム/秩父BMX協会)
2位 坂本優和(NoLogo Racing Japan/岡山県BMX協会)
3位 橋本颯馬 (REDLINE BICYCLES JAPAN/東京都BMX協会)


リザルト(チャンピオンシップのMOTOポイントで誤りがありましたので修正します(リザルトは変更なし)2024/8/18)
Sqorz

モトシート


大会概要
2024JBMXF大東建託シリーズ第4戦 岡山大会
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:岡山県BMX協会
後援:笠岡市、笠岡市教育委員会、笠岡市スポーツ協会(順不同)
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
開催期日:2024年6月22日(土)~6月23日(日)
開催場所:かさおか太陽の広場 BMX自転車競技場
全日本BMX連盟オフィシャルパートナー

大東建託未来のアスリート支援プロジェクト https://team-daito.com/