【ハイライトフルバージョン動画 / 大会レポート】2024 JBMXF大東建託シリーズ第7戦 岩手大会

深川匠が8年ぶり2回目の優勝!

JBMXF大東建託シリーズ第7戦岩手大会が岩手県大船渡市の三陸BMXスタジアムBridge Craw Racing Circuitで開催された。
最高峰カテゴリーのチャンピオンシップ男子では深川匠(弱虫ペダルサイクリングチーム/秩父BMX協会)が2015年の秩父大会以来となる2勝目を達成した。
チャンピオンシップ女子は丹野夏波が第5戦新潟大会から続く3連勝を果たした。

チャンピオンシップ男子
全9戦で開催されるJBMXF大東建託シリーズも7戦目を迎えた。舞台となるのは昨年初開催となった岩手県大船渡市の三陸BMXスタジアムBridge Craw Racing Circuitだ。
昨年大会では土で作られていたコーナーが大会直前にアスファルト化工事が完了したことで、よりレベルの高いコースへと改修された。
大会前日から雨が断続的に降り続き、高い当日もマッドコンディションのなかでレースが行われた。
このため通常のフォーマットではなく、すべてのカテゴリーで2レースのみを行い、その順位によるポイントと同点の場合は2本目のタイムによって順位を決定する方式で争われた。
このレースで強さを見せたのがベテランの深川匠だ。
1レース目は第1コーナーを2位で通過すると第3ストレートで先行する桑野孝則(モトクロスインターナショナル/東北BMX協会)をとらえるとトップでフィニッシュ。
中盤からのスタートとなった2レース目でもほかのライダーがマッドコンディションで苦戦するなか、第2ストレートから第3ストレートでトップに立ちそのままトップでフィニッシュラインを通過し、2015年の秩父大会以来8年ぶりの優勝を決めた。
2レースの総合結果で2位には岡倖吉(Nologo Racing Japan/神奈川県BMX協会)、3位には中林凌大(弱虫ペダルサイクリングチーム/秩父BMX協会)が入った。

2レースとも逆転でトップフィニッシュした深川匠が優勝した(#212)


2015年の秩父大会以来8年ぶりの優勝を果たした深川匠

チャンピオンシップ男子表彰式

優勝 深川匠(弱虫ペダルサイクリングチーム/秩父BMX協会)
2位 岡倖吉(Nologo Racing Japan/神奈川県BMX協会)
3位 中林凌大(弱虫ペダルサイクリングチーム/秩父BMX協会)

優勝した深川匠のコメント
めちゃくちゃキツかったですがなんとか粘って走りきれた。
自分はいろいろなレースを経験しているし、あわてずにひとつひとつのセクションをこなしたのが勝因だったと思う。
イレギュラーなコンディションで勝てたのはうれしいし、この先のレースでも勝てるように取り組んでいきたい。

チャンピオンシップ女子、ガールズ15歳オーバー統合カテゴリー
チャンピオンシップ女子が丹野夏波(弱虫ペダルサイクリングチーム/神奈川BMX協会)のみのエントリーとなったため、ガールズ15歳オーバーとの統合でレースが行われた。
1レース目はあえて試走なしでレースに臨んだ丹野が泥のコンディションで苦戦し3着となるなか、鈴木桃葉(千葉県BMX協会)がトップでフィニッシュ。
2レース目は丹野が実力の差を見せつけ、2位に大差をつけて1位でフィニッシュし総合でもトップに立った。
カテゴリーごとに表彰される規定のため、チャンピオンシップ女子優勝は丹野夏波。
ガールズ15歳オーバーの優勝は、両レースとも2位でフィニッシュした早川優衣(岡山県BMX協会)となった。

2レース目で実力の差を見せつけた丹野夏波が3連勝を達成した


ガールズ15歳オーバーの優勝は両レースとも2着でフィニッシュした早川優衣

チャンピオンシップ女子表彰式

優勝 丹野夏波(弱虫ペダルサイクリングチーム/神奈川BMX協会)

優勝した丹野夏波のコメント
(あえて試走なしで臨んだため)1本目思ったよりコンディションが厳しくてうまく走れなかったが、2本目をしっかりと考えて走ってトップでフィニッシュできた。
難しいコンディションのなかでも自分のベストなラインや走りかたを見つけるという意味では、こういう機会も必要だと思う。

注目のチャレンジカテゴリー
未来のトップ選手たちが争う年齢別のチャレンジカテゴリー。
今回は準決勝が設定される人数でも2レース合計での争いとなったため、優勝を目指すためにはトップでフィニッシュするのと同時に、順位によるポイントが並んだ場合は2レース目でほかのレースを走るライバルよりもタイムで上回る必要がある難しい戦いとなった。
27名が出走したボーイズ11-12歳で優勝したのが尾高一誠(秩父BMX協会)。
2レースとも安定した走りを見せ1着でフィニッシュし優勝。
3名で争われたガールズ13-14歳では2レースとも1着でフィニッシュした中山怜(東北BMX協会)が優勝した。


ボーイズ11-12歳優勝の尾高一誠(#77)


ガールズ13-14歳優勝の中山怜

匠5(TAKUMIファイブ)が釘打ちと漆喰塗りの体験会を実施今大会のコースのアスファルト化を支援している大東建託協力会から匠5(TAKUMIファイブ)が来場し、参加者向けに釘打ちと漆喰塗りの体験会を実施した。
匠5(TAKUMIファイブ)とは協力会員の作業員から選ばれた広報大使であり、未来の建設業を担う若者へ向けたさまざまな活動を行っている。

釘打ち体験(左) 漆喰塗り体験(右)

 


【速報】JBMXF大東建託シリーズ第6戦秩父大会チャンピオンシップ男子決勝


リザルト(2024/9/22 16:25)
Sqorz

MOTO



大会概要
大会名:2024 JBMXF大東建託シリーズ第7戦 岩手大会
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:東北BMX協会
協力:株式会社三陸アクティブ、合同会社TXF
後援:大船渡市、大船渡市スポーツ協会(順不同)
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
開催期日:2024年9月21日(土)~9月22日(日)
開催場所:三陸BMXスタジアム Bridge Craw Racing Circuit(岩手県大船渡市)

全日本BMX連盟オフィシャルパートナー

大東建託未来のアスリート支援プロジェクト https://team-daito.com/