第36回全日本BMX選手権、中井飛馬と丹野夏波が優勝

 公益財団法人日本自転車競技連盟主催の第36回全日本BMX選手権大会が広島県安芸高田市の土師ダムBMXトラックで開催された。
男子エリートは中井飛馬、女子エリートは丹野夏波が優勝。中井、丹野ともに昨年の全日本BMX選手権のジュニアカテゴリーで優勝したライダーであり、今季エリートに昇格し初の全日本タイトルの獲得だ。

男子エリート
予選から準決勝を勝ち残った決勝レース。スタートから飛び出したのは、昨年の全日本選手権で2位に入った池田大暉で、昨年王者の松下巽が続く展開。第1コーナーで仕掛けたのはイン側スタートの中井飛馬で、第2コーナー手前までにトップに立った。
池田や松下らが第2コーナーで転倒する波乱もあり、中井がリードを保ってトップでフィニッシュし、エリートとして初の全日本タイトルを獲得した。2位に深川匠、3位に古野哲也が入った。

女子エリート&ジュニア
出場人数が規定に満たなかったため、エリートとジュニアの混走で3ヒートの合計順位で争われた女子のレース。
すべてのヒートをトップでゴールしたのが、昨年のジュニア王者でアジア選手権も優勝の丹野夏波。落ち着いたレース展開で酒井亜樹らジュニア勢の追撃を許さずエリートで初めての全日本タイトルを獲得した。
表彰はエリートとジュニアで別に行われ、ジュニアのタイトルは酒井亜樹が獲得した。

大会結果
男子エリート
優勝: 中井 飛馬 新潟県 / 新潟県BMX協会 日本体育大学
2位:深川 匠 埼玉県 / 秩父BMX協会
3位:古野 哲也 新潟県 / 新潟県BMX協会 team western river
4位:長谷川 湧斗 茨城県 / 茨城県BMX協会 (株) 関彰商事
5位:高山 一成 埼玉県 / 秩父BMX協会 モトクロスインターナショナル
6位:吉井 康平 東京都 / 秩父BMX協会 フォスター電気株式会社
7位:松下 巽 神奈川県 / 神奈川県BMX協会 全日空商事株式会社
8位:池田 大暉 新潟県 /Rockstar Rift Tangent

女子エリート
優勝:丹野 夏波 神奈川県 / 神奈川県BMX協会 早稲田大学
2位:瀬古 遥加 三重県 / 中部BMX協会 IRC TIRE
3位:朝比奈 綾香 大阪府 / 関西BMX競技連盟

男子ジュニア
優勝:増田 優一 大阪府 / 関西BMX競技連盟 Formula International Factory
2位:橋本 颯馬 茨城県 / 茨城県BMX協会
3位:中尾 海斗 佐賀県 / 九州BMX協会 佐賀学園高等学校

女子ジュニア
優勝:酒井 亜樹 大阪府 / 関西BMX競技連盟 DEUX ROUES ELITE TEAM
2位:籔田 寿衣 大阪府 / 関西BMX競技連盟 モトクロスインターナショナル SEレーシング
3位:早川 優衣 岡山県 / 岡山県BMX協会 

大会概要
大会名:第36回全日本BMX選手権大会
主催:公益財団法人日本自転車競技連盟
主管:一般財団法人日本サイクルスポーツ振興会、一般社団法人全日本BMX連盟、広島県自転車競技連盟
後援:広島県、安芸高田市、安芸高田市教育委員会、広島県体育協会、安芸高田市体育協会、公益財団法人JKA(予定)
協力:広島県BMX協会
会場:広島県安芸高田市、土師ダムBMX TRACK
開催期日:2019年7月6日(土)~7月7(日)

プレスリリース

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