2024年度初めのご挨拶

ご挨拶

代表理事の渡邉浩嗣です。

全日本BMX連盟は1984年に日本のBMXレース競技の発展、青少年育成を目的に旗揚げし、2014年に一般社団法人化いたしました。
本年、2024年は旗揚げから40年、法人化から10年の節目となります。

2020年にパンデミック宣言がされた新型コロナウイルス感染症が収束し、ようやく平時の日常が戻ってきました。
2023年は3.11東日本大震災からの復興の象徴ともいえる、岩手県大船渡市にオープンした「三陸BMXスタジアム」と、地域コミュニティにより立ち上がった千葉県柏市の「沼南スピードウェイ」の2会場が新たにJBMXF大東建託シリーズに加わり、過去最大の8大会を実施しました。さらに本年は「サイクルパークつくば」も会場に加わったことで、9大会の実施を予定しております。
今後、全国各地でさらなるレース会場の造成計画が進むなか、すでに環境が整備されている地域においては、地元はもとより近隣都道府県からも参加するライダーが増加するなど、気軽にBMXレーシングに取り組める環境が整いつつあります。
全日本BMX連盟は、「もっと楽しく・もっと気軽に・いつでもどこでも」BMXレーシングを楽しめるように、環境整備を進めてまいります。

BMXレーシングは幼児から取り組める魅力ある自転車競技ですので、幼児・青少年の心身育成や、ほかのスポーツのタレント発掘の入り口とも位置付けられます。これらの優位性を活かし、若年層からの選手発掘はもとより、さらに先を見据えた次世代の選手育成創出、また大会品質の向上と魅力ある大会開催、そしてBMXレースを通じたスポーツ・自転車の魅力を情報発信し、BMXファンの獲得と拡大を目指していきます。

さらなる普及・競技発展とともに、今後の連盟事業の発展・向上に役員一同でまい進いたします。 何とぞ倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2024年4月1日
一般社団法人 全日本BMX連盟(JBMXF)
代表理事  渡邉浩嗣

BMXレースは1970年代にアメリカの子供たちがオートバイのモトクロスレースを自転車で真似たのが始まりといわれております。2008年の北京五輪で正式種目に採用され、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアなど、世界の各地で盛んに行われております。
日本では2020東京オリンピックで実施され、大きな注目を集めるとともに、国内での施設整備の機運が高まっております。