【Day1】UCI 2024 BMX RACING WORLD CHALLENGE

小泉千紗がクルーザーガールズ8-12歳で7位入賞

アメリカ・サウスカロライナ州ロックヒルでUCI 2024 BMXレーシングワールドチャレンジが開幕。
5月12日に競技がスタートし、1日目はクルーザーのカテゴリーが行われ、小泉千紗がガールズ8-12歳で7位に入賞した。

ガールズ8-12歳 7位入賞の小泉千紗(中央)

UCI BMXレーシングワールドチャレンジは世界選手権と同時開催される年齢別の世界一を決める大会であり、2024年はアメリカ・サウスカロライナ州ロックヒルのロックヒルBMXスーパークロストラックで開催されている。
日本からはのべ71名の選手がエントリー。1日目はクルーザーのカテゴリーが開催され、小泉千紗が8-12歳のクラスで7位に入賞した。
小泉は昨年の同大会20インチのガールズ9歳カテゴリーで優勝している選手であり、クルーザーのカテゴリーは本年が初出場。
BMXの標準といえる20インチが8歳から16歳まで1歳刻みのカテゴリーとなるのに対して、クルーザーは複数の年齢層によるカテゴリー編成となる。
この年代においては、年齢が上の選手が有利となるため10歳の小泉の7位は結果以上の価値があるといえる。
小泉は翌13日に20インチのガールズ10歳に出場し2連覇に挑む。


ガールズ8-12歳決勝レースを走る小泉千紗(#727)


クルーザーガールズ8-12歳表彰式

クルーザーとは?
スタンダードな20インチ径の車輪を使用するBMXに対して、24インチの車輪を使用するBMXがクルーザーと呼ばれる。
大径の車輪によって安定性に優れるため、女子で40歳以上、男子で50歳以上のカテゴリー設定がされるなど、年齢層の高い選手にも人気がある。

UCI 2024 BMXレーシングワールドチャレンジ日本代表選手

本大会には日本代表で44名が出場。スタンダード20インチとクルーザー24インチの延べ人数では71名となる。
ワールドチャレンジは5月15日までの日程で、その後チャンピオンシップの選手による世界選手権が開催される。